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2009年12月24日木曜日

フレットガット

フレットガットを交換するだけで、別の楽器に生まれ変わった感じがすると言うとオーバーでしょうか。
最近、ルネッサンスリュートのフレットガットが緩んできました。
正月休みの間に巻き直すことにします。

2009年10月31日土曜日

Loaded Gut(2)


今まで7コースに使っていたVenice typeとLoaded Gutの比較です。
こんなに太さが違います。
外したVenice typeは使い道がありません。フレットガットには太過ぎです。


2009年10月28日水曜日

Loaded Gut

早速、届いた弦をルネッサンスリュートに張ってみました。
今まで7コースに張ってあったVenice type GutをLoaded Gutに変えました。
Loaded Gutは手触りが柔らかく、しなやかさがあるので調弦もしやすいです。
Venice type Gutのときは、ペグが回ったかどうかというレベルでの調弦でしたが、Loaded Gutではしっかりペグを回した実感があります。
一番の良いところは、比重が高くなったことでゲージが細くなりました。これまではオクターブ弦との系の差が大きく、複弦を鳴らすときにビリつきやすかったのですが、それが解消されました。
それと同時に、しなやかな特性からか、ブリッジ寄りで弾きやすくなりました。と言うよりは、よりブリッジ寄りで弾くことを要求している弦のように思えます。

バロックリュートには10コースにLoaded Gutを張りました。これは、パッと見のコース判別用が今回の主目的です。
どこかのネット記事では弦にマジックインキで印を付けている人がいるようでした。

2009年10月27日火曜日

ガット弦(3)

10月16日に発送したらしいのですが、本日、やっと届きました。
速達書留なのに、こんなに日数がかかるとは、日本では考えられないですね。
注文してから1週間位で届くこともあるのに、最近のイタリアの郵便事情はどうなっているのでしょう。

2009年10月16日金曜日

ガット弦(2)

9月13日にガット弦を注文しましたが、本日、発送したとのメールが届きました。
速いときは1週間くらいで届くこともあるのですが。おそらく、注文が貯まってから作ったのでしょうね。
ベニスタイプは太くて、複弦のサイズ差が大きかったですね。届いたら、ローデッドの感触を確認したいです。

2009年10月5日月曜日

フレットガットのゲージ微調整

フレットガットは必要十分なゲージを全てストックできていればいいのですが。
わずかに細いガットを巻いてしまった場合(そのようなガットしか入手できない場合)、ビリつきを抑制するために、紙を挟んで調整することができます。

同じことをやっている演奏家がいました。
Luciano Contini氏がYouTubeにアップしたビデオで確認できます。
J.S.BACH Prelude BWV998
にて、
galleries -> videos -> J.S.BACH Prelude BWV998

2009年9月13日日曜日

ガット弦

2コースのストックがなくなったので片方はナイルガットを張っています。
3コースはささくれてきましたので、ストックを確保しておく必要があります。
7コースはベニスタイプの190Vを使っていましたが、太すぎて複弦を弾きにくい印象ですのでゲージを下げ、また、ローデッドに変えてみようと思います。
ついでに、バロックの10コースだけですがローデッドに変更して色違いによるコース判別用に試してみようと考えています。
そのようなことを考えながらガット弦を注文しました。

2009年7月26日日曜日

ガット弦が切れました(2)

2コースのガット弦が切れました。
6月23日には3コース側が切れましたが、今度は1コース側でした。

ガット弦を張ったのは2008年9月27日でしたが、
http://kakitoshilute.blogspot.com/2008/09/blog-post_718.html
2コースの弦がほぼ同じ時期に切れたということは、品質が安定していると言えそうです。
ちなみに、前回はナット付近で切れましたが、今回は2~3フレット辺りで切れました。

2009年7月25日土曜日

Exchang fret guts

The fret guts of renaissance lute ware exchanged today.
Brightness to the sound of lute has been lost by days and months.
Finally some wear of the fret guts can lead to buzzing between the string and the nut.
Although I also tried readjustment by paper shim, it seems to be out of range that can be managed by this method.
The lute with low action has severe adjustment of the fret guts.
Then, I exchanged the fret guts today.
Although it is exaggerated if I say the lute was re-born. He has recovered spirits.

2009年6月23日火曜日

ガット弦が切れました

今日、ケースを開けたら、2コースが切れていました。
1コース以外はめったに切れるものではないはずですが。
もう一度、ナットの潤滑剤を塗っておきましょう。

2009年4月8日水曜日

フレットガット

私の経験では使用中にフレットガットが切れたことはなく、あるのは、数ヶ月以上経過すると緩んできてズレ易くなることです。切れるのは細いガットでしょうけど、緩むのはガットの太さには関係ありません。
(切れるのはフレットガットの締め付け方、締めてから正規の位置までのずらし量に問題があるようです。)

全てのガットを交換するような場合でなくても(私の使い方では1年以上で1回)、支障の起こったガットのみを交換する場合でも(どのフレットが切れるか分からないとすれば)、基本は全てのフレットでガットのゲージが違うので、フレットの数だけフレットガットを一通り揃えておく必要があることになります。

手抜きとしては、3,4種類のゲージで1本のリュートを全てまかなう方法もありますが、それができるのはアクションを高く作っているリュートに限られるでしょう。

一人で何種類かのリュートの面倒を見なければならない場合、共用できるゲージもありますが、結構な種類のゲージを揃えなければなりません。これが悩ましい問題で財布と要相談です。

ガット弦を張っている人は、お古をフレットガットに回すこともできますが、ゲージが合えばラッキーです。

2009年1月12日月曜日

ガット弦を張った楽器

ガット弦は温度変化(湿度にも)に敏感です。その気になれば温湿度計が作れるでしょう。
冷めた部屋に置いてあった楽器も冷めていますので、前回に暖かい時にしっかり調弦していたとしても狂っています。これは悩みの種ですが仕方のないことです。昔の人は皆そうだった・・・・。
エアコンをかけて部屋と楽器をなじませてから調弦することが求められます。ちょっとだけ弾きたいと思っても、調弦が狂っているので本当に面倒です。
そのような時は、いきなり楽器全体の調弦はせずに、右手の練習から始めます。取り合えず、練習するコースの複弦の合わせだけにします。他のコースとの音程は気にしません。右手の練習には関係ありませんから。
部屋も楽器も(手も)暖まってきたら、やおら調弦するようにします。部屋の温度が安定していない途上で調弦してもすぐにずれ、無駄にイライラするだけですから。

2008年11月21日金曜日

ガット弦を張ってみました(4)

本日、ケースを開けたら、やはり、1コースが切れていました。
切れた箇所はナット部分でした。
10月26日に張替えて、15日に出国し、帰国した21日に切れていることを確認したので、3週間以上は維ったことになります。

これで、寿命の実感が沸きましたので、今回からナイルガットに戻すことにします。

2008年10月26日日曜日

ガット弦を張ってみました(3)

10月14日に1コースの弦が切れたので張替えましたが、本日、再度、切れてしまいました。
今度は、ナット部分やブリッジの部分のような変曲点ではなく、指版上の何でもない部分で切れていました。今回は12日持ったことになります。

次回は、どれ位持つか、興味があるところですが、平均的に2週間持たないようであれば、1コースはナイルガットに戻そうと思っています。

前回は、張り替える前に、Lizard Spit / SLN10 Slick Nutzでナットをメンテナンスしましたので、この部分で切れていなくてよかったです。

2008年10月14日火曜日

ガット弦を張ってみました(2)

Aquilaから届いて張ってみたのが9月27日でしたが、本日、ケースを開けたら1コースが切れていました。
16日間、耐えたことになります。3日で切れたという人もいますので、よく耐えた方でしょうか。

切れた部分を観ますと、90度近く曲がっているナットでの摩擦でほつれてしまったためであることがハッキリ分かります。

そこで、今度は、張り替える前に、Lizard Spit / SLN10 Slick Nutzでメンテナンスしてからにします。これで寿命が延びるかも知れません。

2008年9月27日土曜日

ガット弦を張ってみました

本日、ペグ調整もやりながら、ガット弦(Gut Strings)を張ってみました。

これまでのナイルガットとの違いを徐々に分かっていくのだとは思いますが、第一印象は、音の角が取れ丸みが出てきました。楽器との距離が近づいた感じです。これからが楽しみです。

ガット弦を張った楽器は、
Paolo Busato 2006
Seven course lute after V.Venere (Padova 1592).

注文数を間違えていたことから、3コースの片側は、まだ、ナイルガットです。

ガット弦注文しました。(4)

9月26日にAquilaからガット弦が届きました。

イタリアの郵便事情が疑わしいのか、今回はFedExで送られてきました。
23日に送ったというメールが来て、3日で届いています。

夏のバカンス期間でもまじめに仕事をして、このようにスピーディにできる事業者もいるんですね。
(事業者のポリシーや従業員教育によるものなのか、個人のパーソナリティによるのかは分かりませんが)

2008年9月18日木曜日

ガット弦注文しました。(3)

8月19日に発送したというメールが来ているのに、まだ、届いていませんでしたが、本日、イタリア国内で行方不明となったことが郵便局からの情報で確認できたという連絡がAquilaからありました。

メールをくれたのは秘書の女性ですが、本来の担当者はバカンス中のため、何をすればいいか勝手が分からず困惑している様子が伺えました。
こちらの住所等の記載に不備がなければ、再送のためは、顧客の負担はないという契約になっているということと同時に、「一刻を争わないので慌てなくてよいですよ」と返事をしておきました。

2008年9月5日金曜日

ガット弦注文しました。(2)

8月19日に発送したというメールが来ているのですが、まだ、ガット弦は届いていません。
ジュンイチさんの場合、26日に発送のメールが来て、29日には届いたそうで。
Aquilaに問い合わせたら間違いなく発送しており、トラッキングナンバーを教えてくれました。
9月2日時点では、未だ、セントレアの郵便局に入っていないそうです。ということは、イタリア国内で止まっているのでしょう。郵便業界も夏は仕事よりもバカンスが優先するようですね。

郵便局からイタリアの局に問い合わせてもらっていますが、このシーズンですから、「日本国内では有り得ないのですが、イタリアの場合、返事か来るのに3週間はかかってしまいます。」だそうで。
Aquilaにも連絡をいれたら、ご担当はバカンスでした。

要するに、”夏にヨーロッパ人に仕事することを期待する”ことが間違っているようで。
フランス人は夏でなくても仕事しませんけど。(・・・また余計なことを言いました)

2008年8月18日月曜日

ガット弦注文しました。

ルネッサンスリュートにガット弦を張ってみようと思います。
Aquilaに注文を出しましたら、今日、確認のメールが来ました。

イタリアに限らずヨーロッパの夏はバカンスで仕事はそっちのけですね。
何時届くのか、あてにせず待とうと思います。
(フランスは夏に限らず仕事しませんね。・・・・余計なことを言いました。)

ガット弦の選び方については竹内さんのページを参考にさせていただきましたが、結局は自己流になってしまいました。反省と改善の日々が続くことになるでしょう。

いきなりバロックリュートの弦を代えるはハイリスクですので、ルネッサンスリュートを”人柱”にしてからにします。