ラベル Score/楽譜 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Score/楽譜 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年3月16日月曜日

使っている楽譜は信用できるか?

何年か前に、ヨーロッパの某国リュート協会からバロックギター曲集を買っていました。MinkoffやS.P.E.Sからの出版物からいくつかの曲を筆写して簡単な解説を加えたものです。
ところが、この曲集ではストラミングの指示の脱落や、オリジナルにはないストラミングが指示されたり、また、音の記号を隣の「線」に書き間違っていたり、音価記号の脱落、甚だしいのは16段ある曲が8段分で打ち切られていたこと等々、低次元な誤りが散在することが分かりました。
ネット上の個人が作ったフリー楽譜は最初から疑ってかかりますが、お金を出して買った「XXリュート協会」の楽譜がこれでは困りますね。責任ある執筆を願いたいところです。
回り道をしないためにも、オリジナルのファクシミリが入手できるならそれを使うのがよいでしょう。








2019年11月7日木曜日

PRINCIPES DE L'ACOMPAGNEMENT DU CLAVECIN, PAR M.DANDRIEU

この文献では、DANDRIEUによる音度の呼称が使われています。初めて目にしたときは戸惑いましたが、5ページに描かれている音階表で説明されているので、さらなる説明は蛇足となりますが。

音階表を清書してみました。















音度 呼称 直意
I Finale 主音、終止音
II Sufinale 主音の 1 音上
III Médiante 中央、3 度
IV Soudominante ドミナントの 1 音下
V Dominante ドミナント
VI Sudominante ドミナントの 1 音上
VII Soufinale 主音の 1 音下
sur (上),  sous (下)を念頭に置くと意味は自明となります。





2016年5月13日金曜日

Attaingnant, Basses Dances 1529

タブラチュアが載ってはいますが、リュート弾きならまずオリジナルのタブラチュアを入手すると思うので、この楽譜は買わないと思います。
アテニャンのバスダンスをピアノで弾きたい人がいるかどうか分かりませんが、大譜表やギター用5線譜に変換(編曲?)しておけば、タブラチュアに不慣れな人でもアンサンブル用へのアレンジが容易になるので便利かも知れません。
出版社はドイツのFRIEDRICH HOFMEISTER社















2015年3月23日月曜日

J.S. Bach: Six Cello Suites



Stefan Lundgren氏の編曲はテオルボの特性が活かされていると思います。
この曲集が本日届きました。



2014年11月4日火曜日

Tree Edition 2

届きました。
早速、バロックギターで弾いたBWV1007を、今度はバロックリュートで挑戦します。



2014年10月17日金曜日

Tree Edition

今更ながらですが、Tree Editionの価格はリーズナブルですね。
所有している別編とはダブりますが、下記、注文しました。

1.JOHANN SEBASTIAN BACH
  Edited by Yasunori Imamura
  BWV 995, 996, 997, 998, 999, 1000, 1006a.

2.JOHANN SEBASTIAN BACH
  Pieces from BWV 995, 997, 1000
  Facsimile of Ms. Leipzig III.11.3-4-5

3.JOHANN SEBASTIAN BACH
  Edited by Gusta Goldschmidt
  BWV 1007, 1008, 1009, 1010

2013年12月31日火曜日

S.L.Wiessの3作品

Österreichische Nationalbibliothekにて公開されているS.L.Wiessの3作品。
Miguel Yisrael氏が書いた教本の中の作品の出典を本人から教えてもらって知りました。
手持ちのリング製本を使って製本しています。

ルネッサンスギター

ルネッサンスギターは持ち合わせていないので、バロックギターでMorlayeの作品を弾いてしまいます。
ただ、バロックギターの4コースのBordonのため、右手の運指の調子が狂います(誤魔化します)。
クラシカルギターでは重苦しくなりますが、気分転換にはよいかも知れません。


2013年9月8日日曜日

Minkoffの在庫

Lute Cornerでお馴染みのAndreas Schlegel氏がMinkoffの在庫の世話をしてくれています。
従来価格の半額とはありがたく、欲しかった人には朗報です。

Lute, Guitar系:

JOBIN, Bernhard, b.?-c.1594
Das erste [-ander] Buch newerlessner fleissiger ettlicher viel schöner Lautenstück [von artlichen Fantaseyen, lieblichen teütschen, frantzösischen und italiänischen Liedern, künstl

STRAUBE, Rudolf, 1717-c.1780
Due sonate a liuto solo.

GALILEI, Michelagnolo, b.?-1631
Il primo libro d’intabolatura di liuto. Introduction par C. Chauvel.

ROTTA, Antonio, c.1495-1549
Intabolatura de lauto, di ricercari, motetti, balli, madrigali. Canzon francese da lui composti & intabulati & novamente posti in luce. Libro primo.

JACQUOT, Albert
La lutherie lorraine et français depuis ses origines jusqa’à nos jours, d’après les archives locales.

FRANCISQUE, Antoine, c.1575-1605
Le trésor d’Orphée. Livre de tablature de luth contenant une susane un jour, plusieurs fantaisies, préludes, passemaises, gaillardes, pavanes d’Angleterre, pavannes espagnolle, fin

Manuscrit Béthune. Tablature d’angélique (luth). (Bibliothèque Nationale, Paris, Rés. 169). Introduction de François Lesure. Index.

BAILLEUX, Antoine, b.?-1791 & LEMOINE, A.-M.
Méthode de guittarres par musique et tablature / [A.M. Lemoine:] Nouvelle méthode courte et facile pour la guitarre à l’usage des commençans.

BAILLON, Pierre-Jean, 18th c.
Nouvelle méthode de guitarre selon le sistème des meilleurs auteurs, contenant les moyens les plus clairs et les plus aisés pour apprendre à accompagner une voix et parvenir à joue

DOISY, Charles, 18-19th c.
Principes généraux de la guitarre dédiés à Madame Bonaparte.

MINGUET Y YROL, Pablo, fl.1733-1775
Reglas y advertencias generales que enseñan el modo de tañer todos los instrumentos mejores, y mas usuales, como son la guitarra, tiple, vandola, cythara, clavicordio, organo, harp

FALCKENHAGEN, Adam, 1697-1761
Sonate di liuto solo

HUREL, Charles, 17th c.
Tablature de luth et de théorbe, ca.1675. Fac-similé du Ms PLM 17524 BDG, The Pierpont Morgan Library, New York. Préface de François Lesure.

L’HOYER, Antoine de, 18-19th c.
Œuvres pour la guitare. Préface de François Lesure.

2013年7月24日水曜日

Bach on Baroque Guitar(2)

本日、フランスリュート協会から届きました。
これまで、サンプルページのメヌエットⅠを弾いてみましたが、今日から、他の曲にもチャレンジできます。


2013年7月19日金曜日

Bach Matthäus-Passion 57. Aria: Komm, süßes Kreuz

美しい曲です。でも、元々の初版はリュートであって、ガンバではなかったとのことです。


ビデオを見ていると、ガンバ奏者は大変そうです。リュートなら易しいらしいです。オリジナルのリュート譜を見てみたいです。
David van Ooijen氏が10コースのルネッサンスリュート用に描かれたスコアが参照できます。ノスタルジアに掲載されたものと同じです。
Johann Sebastian Bach - the instrumental introduction to the aria Komm süßes Kreuz from the original 1729 version of the Matthäus Passion (nrs. 56 and 57 for lute in stead of viol!), arranged for 10-course lute. In staff notation and tablature. 


2013年7月16日火曜日

Bach on Baroque Guitar

バロックギターでバッハを弾こうと思うと、手持ちの楽譜が何もないことに気付きました。
Early Guitars and VihuelaにてValery Sauvage氏が演奏をアップしており、楽譜はFrench Lute Societyのものを使ったと紹介されていたので早速注文しました。



2013年6月15日土曜日

Django Musickhandmade

Django Musickhandmadeウェブサイトがまたリニューアルされました。
Sarge Gerbode氏のサイトともジョントし、10000以上の作品が閲覧可能となっています。

2012年11月28日水曜日

Complete Works for Lute


シリーズものなのに、何故か、版の大きさと紙質が違います。
  Bach, Johann Sebastian : Complete Works for Lute
  Editor: Hopkinson Smith

2012年11月27日火曜日

Bach for Baroque Lute, edited by Wilfred Foxe.


Lute Newsに連載されていたリュート組曲 BWV 995, 996, 997, 998, 999, 1000 and 1006aをまとめたものが出版されています
全曲が13コースのD minor チューニングで編曲されていますが、私の力量では、左手、右手とも運指が難しいものが含まれます。
何曲か比べてみましたが、同じ作品でも、Hopkinson Smithの編曲(Ut Orpheus Edizioni)の方が馴染みやすい気がします。

2012年8月7日火曜日

Django 9.7.5.1 working well in Linux : Ubuntu 12.04


かつて、DjangoのYahoo Groupがスパムの嵐で中々収集が付かず、停止を余儀なくされていましたが、つい最近、復活しました。ただし、Yahoo Groupではなく、
Django WEB site at http://musickshandmade.com
となります。

閲覧や投稿ができるのは登録ユーザ(有償Django購入者)のみのようです。
このこともあってか、先日、登録ユーザは指示に従って各自の登録情報を更新するように、Alain Veylit氏より案内がありました。
本日、ニュースが自動配信され、WindowsアプリであるDjango 9.7.5.1がLinux上でも動作したという報告がありました。私も試してみました。マシンはUbuntu 12.04です。

2012年8月4日土曜日

Django tablature composer


DjangoにVideo tutorialsが用意されていたのですね。知りませんでした。
インストール方法から各種機能の使い方まで作られています。

2011年12月6日火曜日

インターネットのフリー楽譜

竹内太郎さんは「ネット上のフリー楽譜は使うべきではない。使うと結局自分が損する。」と説かれています
ご一読をお勧めします。
本ブログではフリー楽譜の話題は取り上げていません。
なお、知り得たmanuscript(facsimille)に関する情報は公開するようにしています。

2011年10月6日木曜日

Francesca Caccini's Il primo libro delle musiche of 1618

LSAのリストで紹介があったと記憶しています。
モダン譜ですが、通奏低音の練習用に購入しました。

2011年9月27日火曜日

HORTUS MUSICALIS NOVUS

Göran Crona氏からElias MertelのHORTUS MUSICALIS NOVUS (Strasbourg, 1615)のエディションが提供されました。
235のpreludesと120のfantasiasが含まれます。500ページを超える労作です。
このLute bookは1615年にStrasbourgで出版されたもので、6-9 courses luteのための色々な作曲家の作品が含まれています。
Fronimo formatで提供されていますが、その環境を持たない人のためにDavid Smith氏からpdf formatでも提供されました。