会場:佐保山茶論(奈良市)
2016年3月19日&20日 14:00開演
3月20日、陽気の丁度心地よい日和の中で、佐藤豊彦・美紀親娘による2台の象牙のリュートによるデュオコンサートに出かけました。
象牙のリュートはカナダのリチャード・バーグに1981年に製作を依頼したもので、ボウルは厚さ0.8mmの総象牙で、スペーサーのストライプにも薄い象牙が挟まれています。昨年、荒尾の「リュートの家」でのセミナーに参加したときにガラス棚の中にあったのを見かけた気がします。
Richard Berg(Ottawa, Ontario) made this 14 course baroque lute in 1981, fully ivory is used to the bowl; 0.8mm thickness, also thin stripe ivory is embedded in the evony spacers.
Canadian Museum of History
守田さんのページ「朝歌」(in Japanese)
午前中は京都の黒田さん(テオルボ)と私(バロックリュート)のレッスンの時間を取っていただきました。
前回のレッスン以降、私のバロックリュートはガット弦に換え、いただいたアドバイスに応えることを念頭に練習してきました。課題曲はヴァイスのシャコンヌGマイナー(本日のプログラムの最後の曲のソロ版)とバッハのアルマンドBWV1007でした。