2023年5月8日月曜日
2023年1月10日火曜日
マスキングテープ
補助フレットの取り付けに使っているマスキングテープは和紙素材が使われていて結構丈夫です。私の練習量では半年以上は持ちました。
左手の押さえ方に問題があるのかも知れませんが、テープの端に指がかかってテープを剥がそうとする力が加わり、徐々にナット側の部分が変形してきました。
また、強く押さえてしまうからなのか、テープが破れて、とうとう、ガットが出てきてしまいました。
それで、今回はテープの幅をこれまでの15mmから30mmのもので貼り直して、テープの端に指がかかり難くしました。さて、今度はどれくらい長持ちするでしょう。
2021年1月12日火曜日
ナットを調整
バロックリュートの弦高が低くなるようにナットを調整しました。
ナットの溝を深くするのではなく、ナットの底面を一様に削っていく方法を取ります。
ナットの厚みがこれまでより1コースの外側で0.3mm、11コースの外側で0.4mm薄くなったところで取り付けてみると、1コースと1フレットの隙間は0.2~0.3mmになっているようです。
シムゲージがないので、公称0.1mm厚さの紙の枚数で測っているので怪しいですが。これだけの差で左手での押さえ易さが向上した気がします。しばらく様子を見る必要はあります。
PS:
Lundbergの本にはナットの作り方が大まかに書かれています。残念ながら、適切な溝の断面形状や綺麗に円弧状に掘る留意点、弦高はどのように調整するのかなど、微妙な部分は書かれていませんので、他からの情報も必要となります。
2020年10月13日火曜日
バロックギターのビリつき
この2~3カ月、バロックギターの1コース開放弦がビリつきます。どれかフレットを押さえているとビリつきません。弦が第1フレットに触れているのかと思い、フレットをナットの下までずらして、決して弦が触れないようにしてもビリつきます。
もしかしてと思い、表面板に手で触れてみるとビリつきは収まりました。製作家に相談したら、やはり、バーの端部の接着が剥がれてきているとのことです。修理はどのような内容になるか説明してくれました。表面板の一部を剥がして隙間から膠を塗る作業になるようです。
とは言え、イタリアに送るとイタリアに送ると輸送費の方が高くつくので、国内で修理先を探しているところです。
ちなみに、天気の良い乾燥した日には問題は起こらず、雨または曇りの湿度の高い日に起こります。これはよくあることだそうです。
表面板を触るとビリつかない |
2020年9月28日月曜日
2020年9月24日木曜日
Tying DOUBLE FRETS on the Lute, by Xavier Díaz-Latorre
タイトに締め付けるために素手ではなくプライヤを使っています。特にずらし量が稼げない第一フレットはプライヤでしっかり締めないと上手くいかないと説明しています。
2020年7月28日火曜日
1日に2回
2020年7月12日日曜日
弦が切れる瞬間
2020年3月3日火曜日
2019年7月9日火曜日
2019年6月15日土曜日
ナットの間隔調整
今回のレッスンでは、0,1,1,3で取ることができる運指のアドバイスをいただきました。ただ、この楽器は2コースと1コースの間隔が狭く、人差し指が1コースに触れてしまい易いという問題があるので、2コースと3コースについては、トレブル弦の溝を削り直してバス側に寄せて狭くすることで、2コースと1コースとの間隔を広げることにしました。
ついでに、ナットのテフロン・シートも貼り直しました。
2019年5月23日木曜日
フレットを巻き直し
がっしり固定されているフレットは気持ちよいねすね。
黄色いフレットマークはポストイットを貼っているだけ。
Gut flets are renewd on my Renaissance lute.
The firmly fixed frets make me feel good.
Yellow flet marks are pieces of Post-it.
2017年12月16日土曜日
テオルボのケースのハンドル4
東急ハンズで買ってきたバッグ用のショルダーベルトを使います。幅25mmのものが丁度合います。素材は合成繊維ポリプロピレンなので、通常の使い方で切れることは考えられません。
手で持つ部分の長さを調整しながらケースの金具に巻き付けて両端部をボンドで接着します。ループの両端をワイヤーで縛って固定することで緩みを防止するので、接着部が剥がれる心配もありません。
ハンドルカバーで覆って仕上がりです。オリジナルよりも安定感があり持ち易く、応急的でなく「恒久的」に使えます。
テオルボのケースのハンドル3
今回はこのハンドルは使わないことにしました。バロックリュートなど小型の楽器のケースのために取っておきます。
2017年12月7日木曜日
テオルボのケースのハンドル2
取りあえず応急処置をしました。電線を使うと短めに調節でき、ケースを立て気味に持った時に手が金具に挟まれて痛くなることがありません。こちらの方が持ち易いです。
手持ちの部材を使ったので今回は特に費用はかかっていません。ハンドルカバーはもともとリュートケースに使っていたものです。
2017年12月6日水曜日
テオルボのケースのハンドル
革製のハンドルだから耐久性が悪いのかと思いましたが、テオルボのケース(2011年製)よりも古いルネサンスリュートやバロックリュートのケースのハンドルは朽ちている様子はありません。テオルボの場合、楽器もケースも重いのでハンドルの皮革に強いストレスがかかることに原因があるかも知れません。
明日にでも東急ハンズで交換用ハンドルを探そうと思います。
2017年10月13日金曜日
Nut
この溝の切り方にどういう意味があるのでしょうね?
ビリ付き防止には役に立っていないような気がします。
This is an nut of extension string on German Theorbo.
I wonder what does this groove cutting mean?
I think it's not useful for prevent buzz.
2017年9月30日土曜日
14コースジャーマン・テオルボ
今春には弦を張り替えましたが、レパートリーの都合上 、この楽器を使うことがありませんでした。
先日、再度触れてみましたが、弾かれていない楽器なのでやはり鳴ってくれません。特に高音側の弦の響きは貧弱。
しばらく「慣らし運転」 してみます。息を吹き返してくれるといいのですが。
Aチューニングのテオルボの代用として使いたいので弦を一部変更しました。
2017年9月17日日曜日
フレットのズレ防止
ネックはテーパ状になっているので、フレットガットを結び付けるときは、所定の位置より低音側の位置で結んでから、所定の位置にずらすことでしっかり固定できます。しかし、第一フレットは低音側に余裕がなくずらし量を確保できないので、強く結んだつもりでもうまくいきません。
それで、Aníbal Soriano Martín 氏からビデオで紹介されている輪ゴムによるズレ防止法を試してみます。本日、輪ゴムを取り付けてみました。しばらく様子を見ます。
2017年3月31日金曜日
Cómo poner un traste de tripa / How to put a gut fret
蝶型のループに他方を通しています。しっかりした結び目になるでしょう。
ニッパは新しいものに買い替えれば?と思いましたが、切ったガットが飛んで行かないので、使い込んだ切れの悪いニッパの方が優れているようにも思えました。