2024年3月7日木曜日

Bataille, Gabriel : Airs de Cour

Bibliothèque nationale de France

Bataille, Gabriel 

Airs... avec tabulature de luth (Plus 6 recueils d'Airs de Cour.)

Date de mise en ligne  :  03/03/2024

これまでに12冊が公開されていましたが、新たに6冊が追加されました。





2024年1月10日水曜日

Thesaurus Gratiarum, Jean Daniel Mylivs [PL-Kj]

Jean Daniel Mylivs (Johann Daniel Mylius)

Thesaurus Gratiarum, In Qvibvs Continen-tvr Diversorvm Avthorvm Cantiones Selectissimae, Vtpote:... Par Jean Daniel Mylivs, & c. Frankfurt nad Menem 1622. [NDIGMUZ030714] 1622.


LSAメーリングリストでこの作品の存在を知りました。

オリジナルは経年劣化により背景が濃色となりノイジーなので視読性は良くありません。

ノイズサプレッシング処理を施して、読み易くしてみました。

今回はベストチューニングしていないので完ぺきとは言えませんが、オリジナルと比べると大幅に読み易くなっています。

【注意】この曲集は誤りが多いことで知られているそうです。


This piece was recently introduced by Mr Tristan on the LSA mailing list.

The original has deteriorated over time, background is dark and noisy. Therefore, visibility is not so good.

I applied noise suppression processing to make it easier to read.

This time I didn't do the best tuning, so I can't say it's perfect, but it's much easier to read than the original.

Note ! : Mr Ron Andrico said that The Mylius print is famous for its many errors, so enjoy playing from the facsimile need to go through the process of making corrections.


Original

Noise suppressed

Noise Suppressed Version Here. 195MB.


2023年10月8日日曜日

Dolmetsch Collection

(GB-Eu) University Library, Edinburgh

Early seventeenth-century manuscript of Italian and French lute music in French tablature. c 1620. [Coll-2073] 

Michelangelo Galilei/  Vincenzo Galilei / Galileo Galilei / John Dowland


エジンバラ大学の図書館、かつては曲集の全ページが収められたPDFをダウンロードできたのですが、最近は、それができず、1ページ毎に開いて画像をダウンロードして、閉じて、次のページへという感じで、いちいち面倒でやってられません。某独人が困っていました。

ということで、元の画像ファイルをダウンロードしてPDFを作りました。全578ページ、945MBとなりました。オリジナル品質は保ちたいので圧縮していません。

高速なネットワーク、高速なPCが普及した現代では、この程度のファイルサイズは問題とならないでしょう。

作成したPDFとオリジナル画像(jpg)は David Smith氏のサイト に提供しました。 

興味のある方は訪ねてみてください。彼は圧縮バージョンを作ってくれました。十分に読めます。



2023年9月29日金曜日

アップルペンシルが使えなくなった

 かつて、タブラチュアの表示・書き込み用にiPadを使っていましたが、その頃はアプリに使い勝手の良いものがなく、iPadは使わなくなりました。アップルペンシルも放置状態となって3年。

過放電が原因なのでしょう。充電できない! iPadに認識されない!

Apple サポートでバッテリ交換してもらうと料金は4400円! (修理しませんけど)

充電式バッテリー内蔵型は一般的には便利です。別メーカー製のタッチペンは、2年位放置しましたが問題なく使えていますので、上記のようなことが起こるのはアップルの品質管理の問題と言えます。ネットで調べてみると同じトラブルが続出していました。


一方、Surfaceで使っているタッチペンは単6乾電池式ですが、私の使い方では1年以上持続して使えています。

長期間使わないことがあれば電池を抜いておきます。そうすれば、アップルペンシルのような残念な結末になることはありません。

単6乾電池は今では100均でも買えます。

2023年7月16日日曜日

Robert de Visée

 今年の初夏にかけて、BnF Gallica から、沢山の古楽系蔵書がオンライン公開されています。いづれ、"Facsimiles: Bibliothèques" を更新しておきます。

下記の Robert de Visée は他でも見ることができなかったもので、世界初公開だと思われます。

Date de mise en ligne  :  25/06/2023

Livre de pieces de theorbe et luth tirées en partition, dessus et la basse chiffrée, composées par R. de Visée ordinaire de la musique de la chambre du Roy.

Visée, Robert de (1660?-1733?).

Date d'édition :  1700-1730

画像品位は良好です。



2023年7月12日水曜日

Eugen M.Dombois

 学生時代の昔、FM放送でバロックリュートというものを初めて聴き、バス弦の迫力に魅了されました。演奏はEugen M.Dombois。録音したテープを何度も聴き返していましたが、やがて、LPを見つけました。




Domboisの演奏は、NHKの皆川達夫さん、民放の服部幸三さん、どちらの番組だったか、覚えていませんが、どちらも毎週の楽しみでした。

この頃はリュートなぞ持っていないので、ギターで弾いていました。もちろん無手勝流で。全音から出ていたBruger版リュート組曲全集(800円)。


ある年に、ギタルラ社で中古のバロックリュートを入手しましたが、近隣に「リュート教師は見当たらず」でした。誰からも指導を受けることなく弾ける訳はありません。

2023年5月21日日曜日

断捨離!!


 本棚を無駄に占める楽譜のために、今、使っている楽譜のスペースがない!

・・・・・ 断捨離!!


間違って買ってしまったモダンギター曲集。ビウエラ、バロックギター譜ではなかった!

ファクシミリ・エディションの印刷版。pdfが入手できる今となってはいらない!

pdfの多くは各国図書館から無料ダウンロードできる。

リコーダー楽譜は新しい主人が決まりました(写真に写っていません)。



この分量だけ、本棚の余裕ができました。


2023年5月8日月曜日

1日に2度

日曜日の午前、プツッという音がしたので見たら、フレットが切れた。 そのまま外出して戻ってきて、暫くしたら、また、プツッという音が。今度は6コース。 交換しておきました。

2023年3月21日火曜日

Allemande

このシミは何とか落とせるかも知れない。

  (この曲には、もっと厄介な「裏抜け」がある...。)



【追記】

巷で騒がしい Chat GPT

冒頭に戻って来た答が面白いです。


質問

「デジタル化された古文書にみられる裏写り、裏抜けを消す方法」


回答

1. デジタル化された古文書にみられる裏写りや裏抜けを消す方法については、画像処理ソフトを使用することが一般的です。例えば、背景の薄いパターンを残したまま裏写りだけを除去する方法があります 1)。

2. また、古い文書の場合、酸化による黄ばみや古いシミには漂白剤やしみ抜き剤を使用することができます 2)。

3. このような画像処理ソフトには、Adobe PhotoshopやGIMPなどがあります。これらのソフトを使用することで、裏写りや裏抜けを消すことができます 3)。


上記に添付された参考サイト1), 2), 3)

1) スキャン時に濃度等を調整して裏写りを防止する方法。

2) ディジタル画像に漂白剤や染み抜き???

3) Photoshopを使って手動で消していく....


何度かやり取りして、deep Learningの実装に関するところまで話は進みました。

使い方によっては役に立つかも知れない。