2009年10月28日水曜日

Loaded Gut

早速、届いた弦をルネッサンスリュートに張ってみました。
今まで7コースに張ってあったVenice type GutをLoaded Gutに変えました。
Loaded Gutは手触りが柔らかく、しなやかさがあるので調弦もしやすいです。
Venice type Gutのときは、ペグが回ったかどうかというレベルでの調弦でしたが、Loaded Gutではしっかりペグを回した実感があります。
一番の良いところは、比重が高くなったことでゲージが細くなりました。これまではオクターブ弦との系の差が大きく、複弦を鳴らすときにビリつきやすかったのですが、それが解消されました。
それと同時に、しなやかな特性からか、ブリッジ寄りで弾きやすくなりました。と言うよりは、よりブリッジ寄りで弾くことを要求している弦のように思えます。

バロックリュートには10コースにLoaded Gutを張りました。これは、パッと見のコース判別用が今回の主目的です。
どこかのネット記事では弦にマジックインキで印を付けている人がいるようでした。