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2014年11月8日土曜日

Baroque Lute

バロックリュートはこれまで部分的にガットを使っていましたが、今回、佐藤先生に選んでいただいたガット弦に全て張り替えました。
So far, my baroque lute has been strung with gut strings partially. This time, strings are replaced with all gut strings chosen by Maestro Toyohiko Satoh.




2014年8月8日金曜日

2014年6月24日火曜日

6コース

バロックリュートの6コースはオクターブで張っています。ただ、トレブル側がピーキーな音質なのです。親指によるタッチが良くないのではと思い、色々、試行錯誤しました。どうも、弾き方が悪いのではなく弦の選定が良くない気がしてきました。
ナイルガット54NGで2.4kgだったものを48NGに落としてみましたが、あまり、代わり映えがしません。
そこで、極端に、オクターブではなくバス弦のユニゾンにしてみたら、高音が全く不足して音が定まりません。この試みは失敗です。トレブル側はナイルガットでなくピラミッドなど他のブランドで試してみようと考えています。
近い将来にオールガットに変更するつもりなので、それまでの寄り道です。

2014年6月17日火曜日

カルナバワックス

ヤシ科の植物の分泌物から作られるカルナバワックスです。
リュートのボウルのメンテナンスに使っています。
夏の暑い日に汗をかきながら弾くと、「シャツのパターンをボウルに転写」してしまいます。
このようなとき、カルナバワックスは効果があります。ルネッサンスリュートでは、どこに跡が着いていたのか分からなくなりました。#4000のサンドペーパで表面を滑らかにしてからワックスを塗っています。
バロックリュートでは全体的に綺麗になりましたが、表面を滑らかにする前処理をしなかったので、まだ、曇りがあります。次回には前処理をしようと思います。
写真の右のものを使ってきました。真中はわずかにコンパウンドが入っているものです。次回はこれで試してみるつもりです。写真左のセラックニスは「使うことがなかった」ということを期待しています。

2014年6月5日木曜日

Cité De La Musique

パリのCité De La Musiqueにはオリジナル楽器がたくさん収蔵されています。
その中に、Christoph Koch作のアーチリュート(1654, Venise)もあります。
サウンドサンプルとして、フランスリュート協会のPascale BoqueさんがBernardo Gianoncelliの作品を演奏しています。

2014年1月12日日曜日

4 course, Bordon

バロックギターの4コースのBordon、これまで、Nylgut D typeを張っていましたが、重く苦しさを感じでいました。
昨日の、竹内さんの講習会での巻き弦は止めてガットを張るとよいとのアドバイスを受け、早速、ストックを確認したら、0.85がありましたので、張り替えてみました。重苦しさは消え、柔らかさに置き換えられた感じがします。


2013年12月6日金曜日

David Starobin plays Lacôte

Filmed at The Metropolitan Museum of Art , New York
René François Lacôte (1785--1855) with a label signed by Fernando Sor.
later this guitar owned and played by Julian Bream.
ニューヨークのメトロポリタン美術館に所蔵されているソルのサインがあるラコートを使ってのコンサートです。この楽器、後にブリームが所有していたそうです。保存状態もよく美しい響きです。

Leçon in C Major, op. 31, no. 13 by Fernando Sor (1778--1839)


Rondo in D Major, op. 11, no. 4 by Francesco Molino (1775--1847)


Menuetto (Presto) in G major, op. 20, no. 10 by Wenzeslaus Matiegka (1773--1830)


2013年11月11日月曜日

フロロカーボン(3)

AquilaのNew NylGutを張っていたバロックギターの1コースをフロロカーボンに替えてみました。
楽器との相性があるようで、バロックリュートのときのような明瞭な改善はありません。良くも悪くもなっていない印象です。
ただ、バロックリュートではトヨフロンハードを使い、バロックギターではシーガーエースを使いました。弦のブランドを固定すべきでした。



2013年11月10日日曜日

ルネッサンスリュートの弦を交換(2)

GamutのPistoy Gutが入手できたので、早速、交換してみました。
AquilaのLoded Gutよりも太いです(これまで張っていたAquilaより細いゲージですが)
親指の弾弦に少し注意する必要がありそうです。
音質は、pistoyの方が柔らかさがあり、エンベロープが伸びている感じがします。



2013年10月27日日曜日

フロロカーボン

これまで、バロックリュートにはAquilaのNew Nylgutを張っていましたが、何か、音色とエンベロープがすっきりしておらず、気に入らない状態でした。特に、1コースと2コースです。
弦のブランドにもよると思いましたが、手持ち在庫がなく、国内の専門店のカタログを見ても、欲しいゲージを在庫していないようでした。そこで、1コースだけですが、まだ、手を出したことのないフロロカーボン(釣り糸)をトライしてみました。
これは、正解です。音色のクリアさとサステインが良く、全く別物になりました。しばらく様子をみて、状況が良ければ、2コースもフロロカーボンに変えてみようと思います。




2013年8月18日日曜日

ルネッサンスリュートの弦を交換

ルネッサンスリュートの弦を交換しました。これまでAquilaを中心に使ってきましたが、今回、Gamutを試してみます。
ただし、6コース、7コースのPistoygutはまだ入手できておらず、AquilaのLoadedgutのままです。

     1        g'             T40V
     2   d'   d'   T46V   T46V
     3   a   a    T60     T60
     4   f    f    T72     T72
     5   c   c    T92     T92
     6   G   g    P132   T66
     7   D   d    P176   T88







弦を切るときはカッターで楽器を傷つけないよう気を使います。かつては、小型の工作用ニッパを使っていましたが、最近は、先端が丸くなっていて誤って当たっても傷が付きにくいカッターを使っています。
刃先が弦を囲んで掴むので弦が逃げることがなく、小さな力で安定して切ることができます。

2013年6月24日月曜日

Strings for Baroque Guitar

Strings for Baroque Guitar : A=415Hz.
1st course  40NNG
2nd course  54NNG
3rd course  66NNG
4th course  44NNG + 88D
5th course  58NNG (+ 120D)

1st course is replaced 42NNG to 40NNG.
Not tense, Easy to sing.

2013年5月21日火曜日

バロックギター

サイドパネル、ネック、ペグボックス等に、Voboam, Paris 1676のデザインを取り入れたものです。
ビンディングにはカゼインアイボリーが使われています。
Elena Dal Cortivoによる羊皮紙のパーチメントローズはRené Voboam 1641。

2013年3月3日日曜日

All Guts(2)


100セント分だけ張力を下げたことで、柔らかな弾力のある音質になり、右手がさらに脱力できるようになった気がします。
また、特に、1コースは存在感が際立っています。ナイルガットからガット弦に戻した効果は大きいです。音の柔らかさが増しただけでなく、透明感のある響きになりました。
1か月が経過しましたが、1コースが切れないのは嬉しいです。

音程の狂いが気になってきました。開放弦で合わせても、ポジションが上っていくと音程差が出てきます。それもコースによって狂い方が違います。とりあえずは、フレットをずらして応急的な処置をしています。

2013年1月29日火曜日

All Guts



1コースにガット弦を張ると、2週間持たずに切れてしまいます。それで、1コースのみナイルガットを張っていました。
櫻田さんのアドバイスもあり、楽器のピッチを100セント下げて、1コースをガット弦に戻してみました。100セント下げるだけで楽器の特性が変わるのはもちろんですが、1コースをガットにしたことで、「シャントレル」も蘇った気がします。

2012年10月7日日曜日

軽いケース


2年前、テオルボのケースは軽くて丈夫というPierre Rousseauのものを検討していたのですが、納期の問題があり、重いKinghamのケースにした経緯があります。
全く新品のバロックリュートケースがMiguel Yisrael氏から売りに出されています。

2012年8月18日土曜日

Mechanical peg



ギアを組み込んだペグが紹介されています。
あるとすごく便利なことは分かるのですが・・・。
Gamut Music が扱っています。

2012年2月15日水曜日

The Lute in Europe 2 - Lutes, Guitars, Mandolins, and Citterns



昨日に続いて本日、The Lute in Europe 2が届きました。
こちらは佐藤豊彦さん経由で、LGS(Lute and Early Guitar Society Japan)の櫻田さんから送っていただきました。
こちらは450 pagesもある分厚い本で、読み応えがあります。
ドイツ語は分かりませんが(分かろうとしていませんが)、英語は平易な文章で書かれているのが救いです。

2012年2月14日火曜日

The Lute in Europe - A History to Delight



3~4年前だったか、この本の存在を知りましたので、著者のAndreas Schlegel氏に問い合わせてみましたら、日本国内で扱っている店を詳細されました。
しかし、中部地区のある人がまとめて注文してくれるというので宛てにしていたのですが、うやむやになってしまっていました。
今回、改めてAndreas Schlegel氏にお尋ねしたら、LSAのNancy Carlynさんと、佐藤豊彦さんを紹介されました。LSAではThe Lute in Europeのみの在庫で、佐藤さんの方はThe Lute in Europe2のみの在庫のようでした。
本日、LSAからThe Lute in Europeが届きました。本体価格はたったの$10。以前は3000円?位はしていたと思います。結局、送料の方が高くつきましたが、それでも以前より安いです。
まもなく、佐藤豊彦さん(実際に動かれるのは櫻田亨さん)からThe Lute in Europe2も届くと思います。

2011年12月5日月曜日

Therobo Strings(2)

Course  String
 14     Aquila New NGE
 13     Aquila New NGE
 12     Aquila New NGE
 11     Gamut Diapason Gut (Red)
 10     Aquila New NGE
  9     Aquila New NGE
  8     Aquila New NGE
  7     Pyramid
  6     Pyramid
  5     Aquila D
  4     Aquila NNG
  3     Aquila NNG
  2     Aquila NNG
  1     Aquila NNG

一部の弦がOld NGEのままでしたが、New NGEに交換しました。倍音が抑えられていて低音側は全体に落ち着いた印象になりました。

New NGEはビニールのひもみたいに柔らかく伸びます。何も考えずに取り付けると、ペグを巻く回数がやたら多くなり、ペグの端から端まで何回か往復しないと所定の音程にならなくなります。
ペグに取り付けるときは緩みがないようにしっかり弦を引っ張って巻きつけるようにしました。
何時までも安定しないということはなく、他の弦と同じように、2~3日でとりあえず落ち着きます。