ヤシ科の植物の分泌物から作られるカルナバワックスです。
リュートのボウルのメンテナンスに使っています。
夏の暑い日に汗をかきながら弾くと、「シャツのパターンをボウルに転写」してしまいます。
このようなとき、カルナバワックスは効果があります。ルネッサンスリュートでは、どこに跡が着いていたのか分からなくなりました。#4000のサンドペーパで表面を滑らかにしてからワックスを塗っています。
バロックリュートでは全体的に綺麗になりましたが、表面を滑らかにする前処理をしなかったので、まだ、曇りがあります。次回には前処理をしようと思います。
写真の右のものを使ってきました。真中はわずかにコンパウンドが入っているものです。次回はこれで試してみるつもりです。写真左のセラックニスは「使うことがなかった」ということを期待しています。