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2011年8月4日木曜日

ニューナイルガット

後送りになっていたバロックリュートの弦をニューナイルガットに替えました。
1コースから4コースまでですが。そのため、バス弦のトレブル側の旧ナイルガットと音を比較できます。
耳障りな倍音が抑えられて良くなった感じです。

2011年7月28日木曜日

Bandora

Lute Society of AmericaのAdministratorでもあるNancy Carlinさんから、Bandoraの研究資料や楽譜が提供されています。

"Exploring Bandora Solos from a Lute Player's Perspective," LSA Quarterly (Spring, 2010).
は有り難いです。

2011年7月25日月曜日

テオルボ

久しぶりにテオルボのケースを開けました。
今日はスケール練習を中心にウォーミングアップ程度でしたが。
この楽器、クリアなのに膨らみのある音色がいい。

2011年6月14日火曜日

テオルボの弦

指板上弦とエクステンションの弦との間を動く時、音質の差が大きいことが気になっていました。
5,6,7コースをAquilaのDタイプからNNGに変えてみましたら、これは失敗で、ボケがひどくなりました。
それで、幸いなるかなピラミッドのストックがありましたので、その中から使えそうなゲージを見つけて、交換してみたところ、「問題は完全に解消」とまではいきませんが、これなら使えるというレベルになりました。

2011年5月30日月曜日

楽器売ります

くーぷらんさんがルネサンスリュートや5コースギターを売りに出されています
購入を検討されている方には朗報ではないでしょうか。

2011年5月7日土曜日

ジャーマンテオルボ(3)

ジャーマンテオルボを弾く女性のこの絵は初めて見ました。
フランス革命(1789年)の前夜とも言える時代です。
LSAのメーリングリストで紹介されました。

2011年4月10日日曜日

ジャーマンテオルボ(2)

-この楽器は売れました-

ジャーマンテオルボを売りに出します。
ラソウマの超軽量ケース付きです。

名古屋大曽根のミューズ音楽館に委託しました。

ジャーマンテオルボは、通常は、ニ短調調弦でバロックリュートとして使います。
この2年位はAチューニングしてテオルボとして使っていました。
楽器としての鳴りは良いので今まで使ってきましたが、イタリアンテオルボが入手できたので、活用の場を失ってしまいました。
弦のセッテイングはAチューニング(現状)としてあります。

製作家:Jorge Sentieiro
製作年:2003年
ポルトガル人ですがバーゼル在住です。

この製作家はバーゼルスコラのリュート演奏者連中には評判らしいです。
その一人のMiguel Yisraelが書いた教本にて、この製作家は楽器の解説を執筆しています。

今回の楽器は、N氏がバーゼル滞在中に製作依頼したもので、私が譲り受けて使っていました。

2011年3月27日日曜日

ジャーマンテオルボ

入手価格の半額程度を目安にお譲りしようと思っています。
専門店に委託販売をお願いする方法も検討中です。

2011年3月23日水曜日

Theorbo shipping using DHL

1.Figure of package, covered by the first bubble sheet.

2.Covered by cardboard paper.

3.Covered by the second bubble sheet.

4.Kingham case reinforced by grass fiber.

5.Some stabilizers for body, neck and extension.

6.Theorbo.

Thankful to Mr. Paolo Busato making package carefully.

2011年3月19日土曜日

丈夫なケース

KINGHAMのケースは、グラスファイバで補強してもらうことができます。
私のテオルボのケースはこのオプションをお願いしました。
重さは2kg増加で8kgとなりました。オプション価格は30ポンドでした。
昨年の12月上旬にLSAのメーリングリストで話題になっていた情報を活用させていただきました。
写真はテオルボが届いた時の開梱時に撮影したものです。

2011年3月10日木曜日

Theorbo(4)

現状の弦の選定
1~4コース : New Nylgut
5~7コース : Dタイプ
8~14コース : NGE

Dタイプはブリリアントであったり、ボケていたりで、品質が安定していないようです。
今張っているDタイプは、特に6,7コースはボケているので、弾いているの空振りしたような錯覚に陥ることがあります。
5~7コースにもNew Nylgutを張ると問題は解消し、気持ちよく弾けるような気がします。

2011年3月1日火曜日

ジャーマンテオルボ

これまで、ジャーマンテオルボはAチューニングしてテオルボの代用品として使っていました。
本物のテオルボが手に入りその役目を終えたので、今度はアーチリュートの代用品にしようと思いましたが、指板上弦長が74cmということから、1コースに張れる弦がかなり細いものになります。A=415Hz、張力3.8kgとして0.36mm程度以下?
手持ちが0.38しかなかったのでそれを張ってみようとしたのですが、案の定、調弦中に切れてしまいました。
ちなみに、Aquilaで作っている一番細いNGは0.36です。
この楽器の弦長74cmでアーチリュートのGチューニングをするには無理がありそうです。
楽器としての鳴りは良いので使い続けようと思ってきましたが、ここに来て、用途を失ってしまいました。

2011年2月27日日曜日

Theorbo(3)

Aチューニングしてテオルボの代用品として使っていたジャーマンテオルボではエクステンションにDタイプを張っていました。Dタイプの音はどっしり感があって、他の人からも良い評価でした。
テオルボの8コースからのエクステンションにはNGEを張っていますが、倍音が含まれたバス音として響きます。
楽器の違いよりも弦の特性上の影響が大きいのだと思いますが、比較するとDタイプは重くて鈍い感じがします。しかし、NGEにももう少しどっしり感が欲しいところです。

2011年2月20日日曜日

Theorbo(2)

指板上弦長は79.5cmですが、押さえるのが難しくなったというような印象はありません。自然に押さえられます。
これまでAチューニングしてテオルボの代用品として使っていたジャーマンテオルボの弦長は74cmでしたので、約1フレット分伸びた程度となります。
現在、1~4コースはNew Nylgut、5~7コースはDタイプ、8コースからのエクステンションにはNGEを張っています。
この組み合わせでは、7コースと8コース間を渡るときの音質差が大き過ぎるように感じます。

2011年2月14日月曜日

Theorbo(1)

本日、テオルボが無事に届きました。
弦長は790/1545mmでテオルボとしては小さい方ですが、それでも大きいです。
ちなみに、今回はDHLを使いました。

2011年1月29日土曜日

テオルボのケース

テオルボは昨年11月には完成していましたが、先日、ケースもやっと出来上がりました。これで、やっと日本に送ってもらうことができます。
テオルボのための軽いケースを求めて紆余曲折がありましたが、結果的には「世界で一番重いケース」?になったかも知れません。
まず、テオルボのケースはそれだけで大きくて重いこと。
次に、丈夫で定評のある(それと引き換えに重い)KINGHAM製であること。
さらに、ケース全体をグラスファイバ材で補強するオプションを追加したことで2kg増加。

2010年12月20日月曜日

Kodama Kano 1975 (2)

ギターにリュート用の弦を張ったらどうなるか? やってみました。

弦長65cmのEチューニングのルネッサンスリュートとみなして、約3.1kgの張力で、手持ちのナイルガットを張ってみたのです。
確かに右手の弾弦は楽になりました。また、もともと、加納さんのギターは明るい音色で、特にカエデのギターは明るいこともあって、かろやかに鳴ります。

でも、比較の対象をリュートにすると(そのような比較をすること自体適切でないとは思いますが)、リュートに比べれば、やはり、ギターの音は重いです。
ギターとして作られた楽器は、やはり、ギターとして扱う工夫が必要と感じたところです。

2010年12月5日日曜日

Kodama Kano 1975

久しぶりにミューズ音楽館に寄ってきました。

世界の銘器展では畏れ多くもアントニオ・デ・トーレス1889年作(1800万円)に触らせていただきました。ギターの弾き方を忘れた私が何も評価できるものではありませんが、121歳を感じさせない響きでした。

主目的は加納木魂さんによる楽器診断でした。私のギターは1975年の加納さん作で、裏・横はメープル材です。同年の第9回新人ギター演奏会ではこの楽器を使いました。

かつては弾いた後はクロスで乾拭きするなど丁寧に扱っていましたが、細かい打痕傷が数か所あります。しかし、この15年位はケースに入れたままの状態だったので健康状態を心配していました。

加納さんからは「新品みたいだ」と言っていただきましたが、表面板が少し膨らんで弦高が高くなっていたということで、ナットとブリッジの調整をしていただけました。

「放ったらかしているのはもったいないと思うが、リュートに慣れるとギターの張力に負けて音が出ない」と言うと、「張力の弱い弦に替えてみたら」とサジェスチョンをいただきました。19Cギターでの弦の選定などを参考にして何か考えようと思った今日でした。


2010年11月28日日曜日

フレットガットの結び方

フレットガットの結び方というものがそもそも存在したのではなく、ロープの結び方の中から選ばれていると言ってよいようです。

フレットガットの結び方として写真付きで解説されたものがあります。

図解でかなり解り易くなってはいますが、動画にするとさらによく解ります。
ビデオで使われている楽器は、出来上がったばかりの私のテオルボ。



2010年10月26日火曜日

Making process of the Theorbo(3)

Extentionが出来上がり、Neckに組み付けられました。
現在、塗装の工程に入っています。
また、ケースを発注しました。