2009年4月30日木曜日

Solve the problem with the varnish

夏の過日、Tシャツ姿で練習していたら、体温と湿度のために、リュートのボールにTシャツがくっついて、目地がしっかりプリントされてしまいました。
ルネッサンスリュートでやってしましましたが、翌年にはバロックリュートでもやってしまいました。
色々、策を調べましたが、なすすべはありませんでした。
http://kakitoshilute.blogspot.com/2008/08/blog-post_26.html

セラックニス塗装なので、写ってしまった目地は年数が経過すると当初よりは目立ちにくくなってきましたが、やはり、しっかり残っています。
私のリュートを作ったPaolo Busato氏にも相談していたのですが、氏も何か考え試していたのでしょう。
最近、サンドペーパとコンパウンドを使う方法があることを教えてくれました。
半信半疑だったのですが、試してみたら効果がありました。
Tシャツの目地の痕跡は捜そうとしてもどこにあったか分からないくらいに綺麗になります。


注意すべきことは、サンドペーパとコンパウンドを使って表面を削っているのですから、極力、細かな粒度のものを使い、力を入れずに軽く磨くことです。