2019年11月28日木曜日

テオルボの指板上弦(2)

前回、指板上の5,6,7コースをAquilaのガット弦に替えてみたところ、ガット弦らしい柔らかい音色にはなったのですが、倍音が多く含まれる拡張弦との間での音色のギャップが広がってしまいました。
今回、5,6,7コースをGamutに換えてみました。鮮明さに欠けていた音質が幾分かはメリハリのある音質になりました。拡張弦との間での音色のギャップは心持ちだけ改善されたようです。
 5 course - Normal, Gamut
 6 course - Pistoy, Gamut
 7 course - Gimped, Gamut
しかし、拡張弦との間での音色のギャップは、同質材料の弦を使う限りは原理的に解消不可能です。
指板上限を複弦にして倍音を増やすことは一案かも知れません。どこかで試してみようと思います。拡張弦との間での音色のギャップが少ないピラミッドの巻弦に戻すことも?