2008年7月26日土曜日

Santa Maria del Fiore大聖堂の大時計


Santa Maria del Fiore大聖堂での写真を整理していたら、この写真にはリュートが描かれていることに気付きました。
大聖堂に行ったとき、ファサードをくぐって、後ろの壁を振り返るとこの大時計があったので、写真を撮っておいたのでしたが、そのときには気付いていません。

この大時計は、初期ルネッサンスの画家パオロ・ウッチェロ(Paolo Uccello, 1397-1475)の手になるものと、大聖堂のガイドブックに解説されています。

右側の3つのアーチの中央です。ボディーの大きなリュートですね。

彼は、有名なサン・ロマーノの戦い(The Battle of San Romano)を描いた人です。この絵は、アルノ渓谷のサン・ロマーノでフィレンツェ軍(メディチ軍)がシエナ軍と壮烈に戦った史実をリアルに現しているらしいです。この話題は半年くらい前にテレビで紹介されていたのを見た記憶があります。