フィレンツェの花の聖母教会のファサードのレリーフにはリュートがあることを写真で紹介しましたが、このレリーフはAugusto Passaglia とAmos-Giuseppe Cassioli兄弟の手になるものであることがわかりました。
大聖堂の公式ホームページによれば、ファサードのブロンズレリーフについて、以下のような説明があります。
1887年
大聖堂のファサードが完成
1888年
ファサードの2つのブロンズドアの製作コンペ
Augusto Passaglia とAmos-Giuseppe Cassioli兄弟が獲得
1897年
Augusto Passagliaの手になる左側のブロンズレリーフが完成
(5人の内、真ん中の女神がリュートを弾いている)
1899年
Cassioli兄弟の手になる右側のブロンズレリーフが完成
(5人の内、右から2人目の女神がリュートを弾いている)
ファサードのレリーフは後代になってからの作品なんですね。
15,6世紀からのものと勝手に思い込んでいました。
"Santa Maria del Fiore大聖堂"と言ったり、"花の聖母教会"と言ったりしていますが、同じことですのでご容赦を。