Montfermeil et Les Misérables
モンフェルメイユとレ・ミゼラブル
「モンフェルメイユとルイ14世」を調べているついでに知りました。
モンフェルメイユには「ジャン・ヴァルジャンの泉」がある。ビクトル・ユーゴーVictor Hugoの小説「レ・ミゼラブルLes Misérables」の舞台となったことが由来。
(無精、私は小説を読んだことはなく、昔、映画を見ているときは、フランスの何処かの町なんだろうという程度の認識しかなく、この地名は頭には入っていなかった...。)
この泉、かつてはビュイソンの泉 Fontaine Buisson と呼ばれていたがラビムの泉 fontaine de l’Abîme と名付けられた。その後、ビクトル・ユーゴーVictor Hugoの小説「レ・ミゼラブルLes Misérables」の成功を受け、ジャン・ヴァルジャンの泉 Fontaine Jean Valjean と名付けられた。噴水は1968年に破壊されたが1985年に完全に修復された。2006年には樹木園の建設の一環として再開発されている。
Fontaine Jean Valjean |
テナルデイエの宿屋 l’auberge des Thénardier は、コゼットを奴隷のように働かせて、夜には村はずれの泉で水を汲んでこさせていた。亡き母ファンティーヌ Fantine との約束を果たすためモンフェルメイユにやって来たジャン・ヴァルジャンがコゼットと会った場所がこの泉だった。
ヴクトル・ユーゴーはブザンソン Besançon 出身だが、1845年頃のモンフェルメイルをよく知っていたらしい。モンフェルメイユは、今、ビクトル・ユーゴー、若いコゼット、テナルディエらを思い出させる聖地となっている。
出典 reference:
Ville de Montfermeil(モンフェルメイユ市公式ホームページ)