モンフェルメイユとルイ14世
Montfermeil et Le Roi Soleil, Louis XIV.
パリの東方約17kmにモンフェルメイユ市はある。
Le Roi Soleil, Louis XIV |
Michel de Chamillard (1652-1721) |
モンフェルメイユは12世紀ころには記録があり、歴代の領主の保護下に置かれ、少しずつ発展してきた。中でも、モンフェルメイユ城は、アントワーヌペリシエ卿が建設し(1622-1635年)、ルイ14世の国務卿(大臣)であった大臣ミシェル・ド・シャミヤール (Michel de Chamillard (1652-1721) が1700年に完成させたもの。
モンフェルメイユ城(通称)は、グラン・シャトー (Le Grand Château) と、Rue de l’Église通りを挟んでその北にあるプティ・シャトー (Le Petit Château) の2つ。プティ・シャトーはMusée du Travail de Montfermeilとして現存する。しかし、その南には全く別の現代の建物があり、グラン・シャトーは現存しない。なお、東にあるChâteau des Cèdres de Montfermeilは1640年頃にパリ会計院の検察官Denis Neretによって建てられたものであり、グラン・シャトーではない。
Le Petit Château (Musée du Travail de Montfermeil) |
出典 reference:
追記:
[Pièces de luth et de théorbe] manuscrit, copie de Vaudry de Saizenay , 1699.
Robert de Viseeのこの作品中に、"La Montfermeil, Rondeau"があります。上記の城に関する出来事に何らかの関係があったではと考えられます。