私は可能な限りタブラチュアはファクシミリを使います。
保存状態がよく高品位なものは、そのまま使っています。Saizenayはその代表。ファクシミリの中には低品位なものもあって、その種類は色々ですが、背景のノイズを低減する方法を幾つかの曲集に適用したものは過去に紹介しました。
今回は、擦れて部分的に線が欠落した横線の復元。数本~数10本なら手作業で賄えますが、それ以上となると、とてもお付き合いできません。
かねてから構想していたアイデアをもとにプログラムを書き、やっとプロトモデルが出来上がりました。Baronの2重奏のファクシミリに適用してみました。この曲は師匠の手書きのタブラチュアを頂いているので、修復・復元は必要なく、評価用サンプルとして使ってみたまでです。
少し改良しました。
Before |
After |