2020年8月6日木曜日

Avertissement : Pieces de theorbe et de lute mise en partition dessus et basse

佐藤豊彦著 バロック リュート教則本 No.49. 及び 49A.
ヴィゼーの「(拍子のない)前奏曲」“Prélude (non mesuré)"の項にて、

『彼は1716年に出版された本 Pieces de theorbe et de lute mise en partition dessus et basse の中で「タブラチュアに移し換えることができない人は、私の所へ習いに来なさい。」と書いています。』

と解説されています。

ということで、原文にあたってみました。以下が該当するセンテンスです。

Avertissement (ご留意) の後半

Plusieurs auteurs auroient peutêtre souhaite' que j'eusse nus une troisieme portee sous la partition, ou la piece eut été gravée en tablature : mais le nombre de ceux qui entendent la tablature est si petit que j'ai cru ne devoir pas grossir mon livre inutilement; d'ailleurs on me trouvera toujours dispôsé a les donner de cette maniere a ceux qui les désireront.

私のぎこちない訳文は、

『何人かの諸兄はスコアの3段目に作品のタブラチュアを記すことを望まれたかも知れません。しかし、曲集を不必要に分厚くすることはないと考えざるを得ないほどに、タブラチュアがお分かりになる方は非常に少ないのです。
ということで、希望される方には、私はいつでもその(タブラチュアの)方法をお教えする用意をしております。』

(もっと適訳があるだろうにと思いながら...)