2019年8月30日金曜日

Pièces de théorbe et de luth mises en partition, de Visée

Pièces de théorbe et de luth mises en partition, de Visée

Bibliothèque municipale, Besançon

ユーザ登録しなくても無料で閲覧できます。ホームページの画面上で閲覧する場合、拡大して詳細がわかる高解像度の画像を見ることができます。
ダウンロードもできますが、その画像は顰蹙(ひんしゅく)を買わない程度のギリギリの低品質画像です。
何故、Vaudry de Saizenayと同等の高品質画像をダウンロードできるようにしないのでしょうね。

IMSLP, MusOpen, Palo Alto, Scribd 他で見られるものは、Besançon市図書館のものが使われているようで、どれも低品質です。

汚れ・シミ等がクリーンアップされて、高品質で読みやすいファクシミリ・エディションが幾つか出版されています。
ATELIER PHILIDOR(Toronto), Arte Tripharia(Madrid), Mark A. Meadow(Basel),...
私は10数年前に、Arte Tripharia(Madrid)の楽譜を買っていました。

ダウンロードした低解像度画像 (Low Resolutions)














別の方法で入手した高解像度画像 (High Resolutions)


Arte Tripharia(Madrid)

















同じ図書館のVaudry de Saizenayは、汚れ等がほとんどなく、解像度もコントラストも高いので、そのままで使うのに全く問題ありません。
しかし、残念ながら、この曲集Pièces de théorbe et de luthは高解像画像であっても、あまり嬉しくありません。保存状態の悪さによるシミ、汚れ、変色があり、紙質の悪さ、または、使ったインクによるものか、裏写りが目立ちます。また、印刷機の調整不良と思われる余計な縁線等...、ノイズが多いです。
ファクシミリ・エディションの有難さがこんな時に良く分かります。