9月22日、名古屋大学シンポジオンにて、中野振一郎先生とその高弟の方々のチェンバロのコンサート。
素晴らしい響きもさることながら、チェンバロの反響版に書かれた絵も素敵です。
1台はヴェルサイユのTemple de l'Amourをモチーフにしたものです(Hameau De La ReineからPetit Trianonに向かう途中で眺めたことがあります)。もう1台はリュート族の楽器の絵。どちらも興味深いもので、DAVID J. RUBIO作のチェンバロです。
DAVID J. RUBIOと言えば、ギター系の人にはブリームが使ったギターを作ったホセ・ルビオで知られ、リュート系の人にはブリーム向けに軍艦的なリュートやバロックギターを作った人ということで。スピネットやチェンバロも作っていたという話も聞いたことがありますが、今日、彼のチェンバロに初めて接することができました。
この2台のチェンバロは高弟の方の個人所有物です。