2010年3月29日月曜日

Les Journees du Luth a Paris 2010

3月27日、28日にフランスリュート協会Societe Francaise de Luthの年次総会"Les Journees du Luth"があり、パリに留学中の息子に行ってもらいました。
以下、息子のレポート。

今年はサンジェルマン・デ・プレから歩いて数分、神学者トマス・アクィナスの名を冠した教会の横の小さなチャペルが会場となっていました。ちょっとしたサロンといった雰囲気です。

入り口を入って左右の壁にそってテーブルが置かれ、製作家が約10人でしょうか、それぞれおの楽器を並べており、小さな楽器フェアのような趣です。ところどころチョコレートやサブレといったお菓子が置いてあるのも、フランス風(?)の演出です。
入り口近くには楽譜などが置いてあり、数は少ないもののCDも即売。ちなみにCDの値段は大体15ユーロほどです。

会場の規模は80から100席といったところでしょうか。
土曜日の夕方のコンサートは有料(12ユーロ)だったようですが、日曜の演奏会(15時から1時間弱、および17時からやはり1時間弱)は無料で、こちらに参加しました(自分の用事の問題で、決して経済的理由からではありませんよ! と言っております)。

ラ・フォンテーヌ(1621-1695)の『寓話』の朗読とのセッションは面白い企画でした。ルイ14世の子息に捧げられた作品ということになっていますが、その時代の作品が読み上げられて十分現代のフランス語朗読作品として通用し、そこにまさに同時代の音楽が応じるのを聴くと、思わず文化や歴史の連続性を考えさせられます。
Pascale Boquetさんがリュートを演奏。
全体的にすごくこじんまりした会でしたが、コンサートにちょっと遅れていっても気軽に入れる雰囲気がいいと思います。

そういえば、(フランスに長く住んでおられるらしい)日本人の女性がみえて、色々説明して下さったそうです。お礼を申し上げます。