本日、午前中は京都の黒田さん(テオルボ)と私(バロックリュート)のレッスンの時間を取っていただきました。
佐藤先生の説明は本当に分かりやすいです。私のレッスンでは、せっかくの不協和音の指定があるので、その指示は大事にしよう。親指、人差し指、中指による和音の弾き方について。このとき、弦の張力も影響するが、そのためには私の楽器は張力が強過ぎること。ガット弦の特性とオクターブ弦の役割について等など。
次回のレッスンでは、変則的なガット弦が張ってある私のバロックリュートを、オールガットでチューニングして望もうと思います。
午後のコンサートで使われたダッチ・ヘッドのリュートは、アムステルダムの1700年頃の家の内部が解体された際取り外された木材を使って作られたもの。昨年聞いた1610年頃に作られたグライフの音質に、確かに似ていました。