2015年7月26日日曜日

Nigel North plays Dalza



今まで気付ききませんでしたが、Nigel Northのストラップの使い方がちょっと不思議に見えました。
ガット弦でループを作り、一方をリュートのエンドピンに固定し、他方にストラップを結んでいます。座っているときに適度な緩みが得られるそうです。
緩みの程度はストラップのリボンの結び方で調節するのだと思います。
私はストラップのリボンを直接エンドピンに結びつけていますが。

2015年6月2日火曜日

Lute & Early Guitar Society 第46回 リュートセミナー

リュート&アーリーギターソサエティ・ジャパン第46回 リュートセミナー
佐藤豊彦氏による公開レッスンと櫻田亨氏によるリュート・コンソート

日時  2015年5月31日(日)
場所  熊本県荒尾市「リュートの家」(佐藤豊彦氏宅)

午前は佐藤豊彦氏による公開レッスン、午後は櫻田亨氏によるリュート・コンソートで、
私はバロックギターで午後の部に参加させていただきました。
リュートコンソートがブロークンコンソートになり、本当に"Broken"にしてしまいましたが、
素晴らしい方々にお会いできました。

楽器
リコーダー
トレブル・リュート
ルネサンス・リュート×3
アーチリュート
バス・リュート
バロック・ギター
バス・ヴィオール×2

曲目 Fortune my foe
Farewell dear love
Now o now I needs must part (The Frog Gailliard)
O Mistress mine

詳しくは守田さんのページCHOKAをご覧ください

2015年5月17日日曜日

名器「グライフ」によるバッハとヴァイスの音楽

名器「グライフ」によるバッハとヴァイスの音楽
Music of Bach & Weiss on the Greiff lute.
佐保山茶論での本日のコンサートは素晴らしかったです。シャコンヌ g-mollでは最高潮に達しました。
バッハの1007は丁度取り組んでいる曲でもあり、各所でのきめ細やかさを感じました。



名器グライフによるバッハとヴァイスの音楽

佐保山茶論
佐藤豊彦バロックリュート・リサイタル
「名器グライフによるバッハとヴァイスの音楽」
 J.S.バッハ:組曲ド長調(原曲:無伴奏チェロ組曲第1番)
 S.L.ヴァイス:シャコンヌ ミ♭長調
 他

これから車で出かけます。

2015年5月16日土曜日

Daniel and Pablo Zapico

お茶ノ水のアンダンンテ、アイゼナッハホールにて5月6日にコンサートとグループレッスンが開催されたばかりですが、彼らについてはLSAにも情報展開がありました。ダニエルとパブロの2人は双子なのですね。

Daniel Zapico, tiorba
Daniel Zapico & Pablo Zapico – G. Sanz: Españoletas & S. Murcia: Cumbees


Pablo Zapico, cuerda pulsada
フレットガットの結び方も紹介しています。


2015年5月6日水曜日

ダニエル・ザピコ テオルボ・コンサート

Daniel Zapico 氏の東京アイゼナッハでのテオルボ・コンサートと、バロックギター/ルネッサンスギターのラスゲアードのグループレッスン。本日です。
お誘いいただいたのですが、残念ながら見送りさせていただきした。

2015年4月30日木曜日

Le Luth Doré

Le Luth Doré がまもなく低価格リュートの提供を開始します。

ヨーロッパの製作家の知見を使ってパリでデザインされ、中国の工場で製作されるリュート。
900ユーロと1450ユーロの2種の8コースリュートがあり、初期ロットの50本にはMiguel Yisrael氏のサインが入る。
試作品が現在パリにあり、幾人かのリュート奏者が試奏。スチューデントリュートとしてはかなり出来の良いものらしい。偏見はもはや忘れようとも。
バーゼルスコラカントルムのリュート奏者・教師Peter Crotonによる録音を11月には聴くことができそうです。

2015年4月28日火曜日

テフロンシート Teflon sheet

Belgian Lute Academy(ベルギーリュートアカデミー)の季刊誌Geluit39(2007年9月)に、リュートのナットの滑りを良くする工夫として、テフロンテープを使うアイデアが紹介されていました。昔からテフロンは摩擦が少ない材料として知られていますので、私も試してみることにしました。
紹介されていたテープと同じものは入手可能ですが、もっと良いものはないかと探したところ、「滑りが必要な個所の表面保護」用にとScotch製の#5490というシート状の製品があることが分かりこれを購入しました。
バロックリュートでは6コースと7コースが最もナットの摩擦を気にするコースです。これまで”SLICK NUTZ”というカーボン主成分の潤滑材を使っていましたが、これよりも滑りが良い感じです。処置してからまだ2日ですので、もう少し様子をみる必要はあります。















(6コースと7コースについては、伸縮性の少ないワイヤでナットとペグの間を中継して、強引にナットの摩擦に打ち勝つ方法もあります。)




2015年4月25日土曜日

レーザ技術とリュート

レーザを使って立体的なロゼッタを作成しています。
さすがと言いますか、当然ではありますが、材料に機械的なストレスを与えないので、細やかで複雑な模様であっても難なく作成できます。
















LSA Listによれば、1970年代後半にはリュートでの研究がされ、1980年代にはリュートが販売さてれいます。現在、レーザでロゼッタを作る製作家は何人かいるそうです。

2015年4月9日木曜日

リュート用ペグ回し

大阪の古楽器工房VIOLさんにリュート用ペグ回しを作っていただきました。
当然かもしれませんが、やはり、使い易いです。

















これまで、ギター用のワインダを改造したものを使っていましたが、もう、必要なくなりました。