ルネッサンスに関する面白い話がBShiで放送されました。
「プレミアム8<文化・芸術> 世界遺産 一万年の叙事詩 ▽第5集 ルネサンス」
ルネッサンスと言えば15-16世紀を指すことが多いようですが、歴史的な動きは12世紀に既にあったという話です。
神聖ローマ皇帝のフリードリヒ2世(Friedrich II、1194-1250)、イタリア名はフェデリーコ2世(Federico II)。ルネサンスの先駆者と呼ばれる人物。
十字軍遠征にて「ギリシャ・ローマ文化を融合したイスラム文化」を持ち帰り、ブーリア州アンドレアにキリスト教世界とイスラム世界の融合の象徴である8角形のデルモンテ城(Castel del Monte)を建てた。
この城の中で古楽アンサンブルの演奏があり、そのメンバーはリュートは皇帝が持ち帰らせたと説明していました。ウードと中世リュートを見せながら。
ルネサンスはフリードリヒ2世の意志を汲み、ダンテの神曲に受け継がれ、フェラーラ、フィレンツェへと。